Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
まぞう
魔像
林 不忘
Lisez 魔像 (まぞう) de 林 不忘 (はやしふぼう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 131 494 caractères · 260 écrans
また大声に茶の間の方へ、「だが、何と言っても、職人は関東さね。江戸一円の、こう、気の荒っぽいやつに限らあね。土台、仕上げが違う――何をしてるッ! 早く行かねえかッ!」
「え? わっしですか。わっしがどこかへ行くんですか――」
「ウンニャ、お前、おめえさんじゃアねえ。ははははは、ちょっと当方に話があるんだが――だからよ、大工でも建具でも、何でもそうだが、職人てものは気性でね、ことに左官なんて、濡れ物を扱う職は、気性一つなんだ――」低声でお妙に、「てめえどうしても自身番へ行かねえと言うのか」
「あのお客さんが何をしたというのでございます? お父つぁん、どうか訳をお話なすって――」
「べら棒めッ! そ、そんなこと、ここでくどくど言っていられるけえ! 女子供の知ったことじゃアねえんだ。さっさと自身番へ――」
「いいえ! わたしは聞きたい!」
お妙は、急に儼然とした口調になった。
「一たいあの若いお人は、どこの何という人で、何をしたのでございます?」
「何でもいい。お上のお尋ね者なんだ。だからヨ、だから父の言うことを聞いて、一時も早く五人組を呼んでここらを固めさせ、おいらが不意に面を引っ剥いでひっ縛ろうてんだ。