Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
いたずらこぞうにっき
いたずら小僧日記
佐々木 邦
Lisez いたずら小僧日記 (いたずらこぞうにっき) de 佐々木 邦 (ささきくに) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 63 226 caractères · 128 écrans
よし、乃公は最早音なしくなんかしまい。馬なんか世話が焼けて困るだろう。無い方がいい。その代り明日からうんと悪戯をしてやる。
昨日は一日釣魚に行っていた。夕方家へ帰ると、歌さんが又怖い顔をした。
「何処へ行って遊んでたの?」
「学校から帰ってからお友達の許へ行ったの」
「嘘を仰有い。小使さんが何故来ないかって聞きに来ましたよ」
乃公は仕方がないから黙っていた。
「真正に仕様ない子だね」
真正に仕様ない子だねと言われれば其れでいいんだ。大人というものは此十八番を言いたがって、種々と罪を数え立てるもんだ。すべて小言は「真正に仕様ない子だね」に到着する道筋と見たら大きな間違はなかろう。
晩は賑なものだった。お歌さんが淋しがって大勢お友達を招んだんだ。乃公は言い聞かされていたから始終音なしくしていたが、一寸足を出したらお島が躓いて、盆と茶碗を投り出した。彼んな軽率しい女を置くと、何んなに損だか知れやしない。
夜の二時頃に大変な騒動が起った。盗賊が入ったといって、お歌さんが喚いた。乃公もお春さんも続いて下へ降りた。お島は隣の家へ馳付けた。
「ピストルを持っているから、うっかり上ると危いですよ」