Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
うずめられたかがみ
うずめられた鏡
小川 未明
Lisez うずめられた鏡 (うずめられたかがみ) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 5 962 caractères · 12 écrans
ある日、海の色が、とりわけ、きれいにさえて見えたのです。山は、なにか海が、自分にあいずをするのだと思いました。だから、自分もわらって答えました。そして、その日から、二人はいくらか、知り合いになったという感じがしました。
なにごとによらず、こうありたいと、熱心に仕事をすれば、いつか、かならず成功するものです。人間が遠くから、たがいに話ができるようになったのも、電気を発明したからで、やはり自然の大きな力を、知ったからであります。
谷からわき上がる雲が、自由にうごけるところから、山は雲を使いにたてることを、考えつきました。そして、あるときは、山から海へ、また、あるときは、海から山へと、雲は往来したのでした。
海の上では、波があって、波はなぎさへおしよせて、岩にくだけ、しぶきは玉のごとくとびちり、遠い水平線は、縹渺として、けむるようにかすみ、白い鳥が、砂浜で群れをなしてあそんでいるのを、雲は山へかえると、おもしろく話しました。
また山では、おいしげる木々に、あらしがおそうと、はげしく枝と枝をもみあい、そして、頂上から落下する滝が、さながら雷のとどろくように、あたりへこだまするものすごい光景を、雲は海へいって聞かせることもありました。