Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
おさくのはなし
おさくの話
小川 未明
Lisez おさくの話 (おさくのはなし) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 4 508 caractères · 9 écrans
明日の朝、わしが迎えにきて、連れてゆくから……。」と、おじいさんは、ねんごろに告げました。
やがて、おじいさんは、帰りました。その晩は、母親と娘が、名残惜しそうに、語り明かしたのでした。
おじいさんは、約束どおり、朝になると、じきにやってきました。そこで、おもしろいことをいって、二人を笑わせたり、元気づけたりしました。
「一時間とかからない街の中だ。たまには、ちょっとお暇をもらって、顔を見にくるがいい。さあ、したくがいいなら出かけるとしよう。」
目を赤くした娘をつれて、おじいさんは、出かけました。母親は、独り残されて、出てゆく娘のうしろ姿を見送っていました。
おじいさんは、おさくを静かな高台の門のある家につれてきました。この屋敷へは、おじいさんが、ときどき、植木の手入れにくるのであります。
「まだ、なにも知らない子供で、たいしたお役にもたちますまいが、どうぞ、よろしくお願いいたします。性質は、正直で、いたって、さっぱりしていますが、すこし勝ち気ですから、そんなところも、お含みおきくださいまして、よろしくお世話いただきとうぞんじます。」と、おじいさんは、おさくの方を見かえって、ていねいに、奥さまに対して、頭を下げました。