Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

さまよえるユダヤじん

さまよえる猶太人

芥川 竜之介

Lisez さまよえる猶太人 (さまよえるユダヤじん) de Akutagawa Ryūnosuke (芥川 竜之介) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 6 846 caractères · 14 écrans

Aozora Bunko

を遂げた話や、パトリック上人の浄罪界の話を経て、次第に今日の使徒行伝中の話となり、進んでは、ついに御主耶蘇基督が、ゴルゴダで十字架を負った時の話になった。丁度この話へ移る前に、上人が積荷の無花果を水夫に分けて貰って、「さまよえる猶太人」と一しょに、食ったと云う記事がある。前に季節の事に言及した時に引いたから、ここに書いて置くが、勿論大した意味がある訳ではない。――さて、その問答を見ると、大体下のような具合である。

上人「御主御受難の砌は、エルサレムにいられたか。」

「さまよえる猶太人」「如何にも、眼のあたりに御受難の御有様を拝しました。元来それがしは、よせふと申して、えるされむに住む靴匠でござったが、当日は御主がぴらと殿の裁判を受けられるとすぐに、一家のものどもを戸口へ呼び集めて、勿体なくも、御主の御悩みを、笑い興じながら、見物したものでござる。」

記録の語る所によると、クリストは、「物に狂うたような群集の中を」、パリサイの徒と祭司とに守られながら、十字架を背にした百姓の後について、よろめき、歩いて来た。肩には、紫の衣がかかっている。額には荊棘の冠がのっている。