Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

どこかでよぶような

どこかで呼ぶような

小川 未明

Lisez どこかで呼ぶような (どこかでよぶような) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 3 361 caractères · 7 écrans

Aozora Bunko

」と、おじさんは、原っぱの中へ、車をひき入れました。

「ここは、あたたかで、いいところですね。」と、さもしたしげに、わたくしへ話しかけるので、わたくしも、いっしょに、もとの場所へきて、ふたたび草の上にねころびました。ペスは、二人のようすを見ると、きまりわるく思ったか、家へ、さっさとにげていきました。

「きみのうちの犬ですか。」と、おじさんが、聞きました。

「いえ、となりの犬です。」と、わたくしは、答えました。

「猟犬らしいが、いい犬ですね。」

「そう、よく、よそのにわとりや、うさぎをとってこまるんですよ。」

「は、は、は。」と、おじさんは、わらいました。そして、ライターで、たばこの火をつけました。

あおぐと、太陽は、黄色にもえていました。そのあたたかな光を、おしげもなく、草や人間の上にあびせています。このとき、またしても、ドーンという音がしたのです。

「おや、花火かな。」と、眼鏡をかけたおじさんは、耳をすましました。すると、ドーンドーンとつづいて、しずかな空気をやぶる音がしたのでした。それは、たしかに、あちらの森の、もっとさきからきこえたのでした。

「さっきから、するんですよ。