Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
インドラのあみ
インドラの網
Lisez インドラの網 (インドラのあみ) de Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 23 369 caractères · 49 écrans
」
「どうしてですか。」
「お負けいたしておきましょう。」
「まあ取って下さい。」
「いいえ、いただくほどじゃありません。」
「そうですか。ありがとうございました。そんなら一寸向うの番小屋までおいで下さい。お茶でもさしあげましょう。」
「いいえ、もう失礼いたします。」
「それではあんまりです。一寸お待ち下さい。ええと、仕方ない、そんならまあ私の作った花でも見て行って下さい。」
「ええ、ありがとう。拝見しましょう。」
「そうですか。では。」
その気紛れの洋傘直しと園丁とはうっこんこうの畑の方へ五、六歩寄ります。
主人らしい人の縞のシャツが唐檜の向うでチラッとします。園丁はそっちを見かすかに笑い何か云いかけようとします。
けれどもシャツは見えなくなり、園丁は花を指さします。
「ね、此の黄と橙の大きな斑はアメリカから直かに取りました。こちらの黄いろは見ていると額が痛くなるでしょう。」
「ええ。」
「この赤と白の斑は私はいつでも昔の海賊のチョッキのような気がするんですよ。ね。
それからこれはまっ赤な羽二重のコップでしょう。この花びらは半ぶんすきとおっているので大へん有名です。ですからこいつの球はずいぶんみんなで欲しがります。