Classiques japonais avec furigana
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マルおよびムレについて
マル及ムレについて
木暮 理太郎
Lisez マル及ムレについて (マルおよびムレについて) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 15 258 caractères · 30 écrans
この黄菊花なるものは何であるか訓がないので不明である。同書附録の「和名考異」に拠れば
黄菊花 諸本不レ注二和名一。案二輔仁和名一、加波良於波伎(医心方同。)順抄、加波良与毛木。医心方、又伎久。字鏡、辛与毛支。康頼和名和名无。
とあり、即ち『本草和名』及び『医心方』に従えばカハラオハギ、『和名抄』はカハラヨモギ、『新撰字鏡』はカラヨモギである。狩谷※(「木+夜」、第3水準1-85-76)斎は『箋注和名抄』にオハギはヨメナであると注しているが、是等は原書を見れば孰れも菊の和名であって、特に黄菊花に就ていえるものではないから、野生の菊花植物であることは確でも、実物は何であるかを知り難いので、専門家の研究に待つことにする。勿論菊花山の伝説には、南陽※(「麗+おおざと」、第3水準1-92-85)県の菊水の故事が多分に取り入れてあることは疑いない。
余談はさて措き、都留郡は果して蔓葛から来たものであるか、或は鶴からであるか、それは読者の判断に任せるとして、私の考える所を述べるならば、これは韓語の野を意味するツルから来たものと思うのである。それには順序として都留郡の百済人に就て一言する必要があるので、暫く煩を忍びて以下記する所を読んで頂きたい。