Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かかこうしゅ

中国の怪談(二)

田中 貢太郎

Lisez 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) de 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 107 926 caractères · 225 écrans

Aozora Bunko

彼は従僕の屍を前にして吐息していた。そこには樹木の茂った小山があり、小さな柳の枝が風のたびに緑の色をうごかすばかりであった。人通りがないので途を聞くこともできなかった。夜の明け方から辰の刻すぎまで坐っていたところで、不意に従僕の体が動きだした。陳は喜んでそれを撫でた。間もなく従僕はたくさん水を吐いて、夢の醒めたように蘇生した。そこで二人は濡れていた着物を脱いで石の上に乾したが、午近くなってやっと燥いた。二人はやがてそれを着たが、昨日から何も喫っていないので、腹がごろごろ鳴ってひもじくてこらえられなかった。

そこで二人は人家のある方へ往こうと思って、急いで山を越えて往った。山の半ばまで往ったところで、矢の音がした。陳は足を止めて耳をすました。と、馬の跫音がして二人の女郎が駿馬に乗って駈けてきた。二人とも紅いの鉢巻をして、髻に雉の尾を挿し、紫の小袖を着、腰に緑の錦を束ね、一方の手に弾を持ち、一方の手に青い臂かけをしていた。その二人が嶺の南を駈けて往くと、二三十騎の者が後から続いた。林の中に猟をしていた一行であろう、皆美しい女ばかりで装束もおんなじであった。