Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

めいじんちょうじ

名人長二

三遊亭 円朝

Lisez 名人長二 (めいじんちょうじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 67 631 caractères · 134 écrans

Aozora Bunko

ことを忘れたのか」

と云われて、夫婦は恟りして顔色を変え、顫えながら小さな声をして、

茂「これサ、それを云やア先生も同罪だぜ、まア静かにおしなさい、人に聞かれると善くないから」

玄「それは万々承知さ、此様なことは云いたくは無いが、余り貴公達が因業で吝嗇だからさ」

由「それじゃお前さん虫がいゝというもんだ、先生お前さん彼の時御新造から百両貰ったじゃアありませんか」

玄「百両ばかり何うなるものか、なくなったによって、又百両又百両と、千両ばかり段々に貰う心得で出て来て見ると、天道様は怖いもので、二人とも人手にかゝって殺されたというから、向後悪事はいたさぬと改心をしたが、肝腎の金庫が無くなって見ると、玄石殆んど路頭に迷う始末だから、已むを得ず幸いに天網を遁れて居る貴公達へ、御頼談に及んだのさ」

茂「それでも私にア一本という大金は」

玄「出来ないというのを無理にとは申さんが、其の金が無い時は玄関を開く事も出来ず、再び郷里へ帰る面目もないによって、路傍に餓死するより寧ろ自から訴え出て、御法を受けた方が未来のためになろうと観念をしたのさ、其の時は御迷惑であろうが、貴公達から依頼を受けて斯々いたしたと手続きを申し立てるによって、その覚悟で居ってもらわんければならんが、宜しいかね」