Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lisez 名人長二 (めいじんちょうじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 67 631 caractères · 134 écrans
町役「一同差添いましてござります」
奉「茂二作並に妻由、其の方ども先日半右衞門妻柳が懐妊いたしたを承知せしは、当年より二十九ヶ年前、即ち寛政四子年で、男子の出生は其の翌年の正月十一日と申したが、それに相違ないか」
茂「へい、相違ございません」
奉「その小児の名は何と申した」
由「半之助様と申しました」
奉「フム、その半之助と申すは是なる長二郎なるが、何うじゃ、半右衞門に似て居ろうな」
と云われ茂二作夫婦は驚いて、長二の顔を覘きまして、
茂「成程能く似て居ります、のうお由」
由「然うですよ、ちっとも気が付かなかったが、左様聞いて見るとねえ、旦那様にそっくりだ、へい此の方が半之助様で、何うして無事で実に不思議で」
奉「ムヽ能う似て居ると見えるな」
と奉行は打笑まれまして、
奉「半右衞門妻柳が懐妊中、其の方共が幸兵衞を取持って不義を致させたのであろう」
茂「何ういたしまして、左様な事は」
由「私どもの知らないうちに何時か」
奉「何れにしても宜しいが、其の方共は幸兵衞と柳が密通いたして居るを知って居ったであろう」
茂「へい、それは」
由「何か怪しいと存じました」