Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lisez 名人長二 (めいじんちょうじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 67 631 caractères · 134 écrans
八丈木綿の半纒を着て、目鏡をかけ、行灯の前で其の頃鍜冶の名人と呼ばれました神田の地蔵橋の國廣の打った鑿と、浅草田圃の吉廣、深川の田安前の政鍜冶の打った二挺の鉋の研上げたのを検て居ります。年のせいで少し耳は遠くなりましたが、気性の勝った威勢のいゝ爺さんでございます。兼松は長二の出奔を甚く案じて、気が急きますから、奥の障子を明けて突然に、
兼「親方大変です、何うしたもんでしょう」
清「えゝ、何だ、仰山な、静かにしろえ」
兼「だッて親方私の居ねい留守に脱出しちまッたんです」
清「それ見ろ、彼様にいうのに打様を覚えねえからだ、中の釘は真直に打っても、上の釘一本をありに打ちせえすりゃア留の離れる気遣えは無いというのだ……杉の堅木か」
兼「まア堅気だ、道楽をしねえから」
清「大きいもんか」
兼「私より少し大きい、たしか今年廿九だから」
清「何を云うのかさっぱり分らねえ、己ア道具の事を聞くのだ」
兼「ムヽ道具ですか道具は悉皆家具蒲団まで私にくれて行ったんです」
清「まだ分らねえ……棚か箱か」
兼「へい、店は貸店になっちまッたんです」
清「何だと菓子棚だ、ウム菓子箪笥のことか、それが何うした