Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lisez 名人長二 (めいじんちょうじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 67 631 caractères · 134 écrans
さて長二郎が言葉を更めて奉行に向いましたので、恒太郎を始め家主源八其の他の人々は、何事を云出すか、お奉行のお慈悲で助命になるものを今さら余計なことを云っては困る、而て見ると愈々本当の気違であるかと一方ならず心配をして居りますと、長二は奉行の顔を見上げまして、
長「私は固より重い御処刑になるのを覚悟で、お訴え申しましたので、又此の儘生延びては天道様へ済みません、現在親を殺して気違だと云われるを幸いに、助かろうなぞという了簡は毛頭ございません、親殺しの私ですから、何卒御法通りお処刑をお願い申します」
奉「フム……然らば幸兵衛夫婦を其の方は親と申すのか」
長「左様でございます」
奉「何ういう仔細で幸兵衛夫婦を親と申すのじゃ、其の仔細を申せ」
長「此の事ばかりは親の恥になりますから申さずに御処刑を受けようと思いましたが、仔細を云わなけりゃア気違だと仰しゃるから、致し方がございません、其の理由を申上げますから、お聞取りをお願い申します」
とそれより自分の背中に指の先の入る程の穴があるのを、九歳の時初めて知って母に尋ねると、母は泣いて答えませんので、自分も其の理由を知らずにいた