Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちきゅうようさい

地球要塞

海野 十三

Lisez 地球要塞 (ちきゅうようさい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 71 834 caractères · 144 écrans

Aozora Bunko

君は、何者だ。姿を現わせ!」

ピース提督は愕きに負けまいとして、あぶら汗をかいて頑張っているのが、私にはよく分った。

私はいつの間にか、透明人間になっていたわけである。X大使はよくこれと同じことをやって、私を愕かせたものである。今それを私がやっているわけだ。ふしぎだ。ふしぎはふしぎであるが、なんという愉快なことであろう。こっちは絶対優勢、向うは白旗をかかげるほかはない。

そのとき提督は、自分の席についた。彼の顔はなんとなく、生気をとり戻したようだ。

「さあ、余は腰をかけた。君もその椅子に、腰をおろしたまえ、四次元の人!」

四次元跳躍術――大東亜共栄圏から

四次元の人!

ピース提督は私に対して、そうよばわった。

(ああ、四次元の人!)

私はそのことばを、青天の霹靂のごとく感じた。

(そうか、四次元の人だったか。うっかり私は、そのことを忘れていたのだ。そうだったか。これは魔術ではなかったのだ。私は今、四次元の世界にとびこんでいたわけか)

四次元の世界にとびこむとは、知っている人は知っている。知らない人には、これを説明して聞かせることがちょっと、むつかしい。