Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちきゅうようさい

地球要塞

海野 十三

Lisez 地球要塞 (ちきゅうようさい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 71 834 caractères · 144 écrans

Aozora Bunko

「おお、今、知らせが入りました。――ああ、いけません。この通信が、軍の方向探知隊によって発見されたらしいです。うむ、たしかにこの家を狙っているのだ。監察隊が、サイレンを鳴らしつつ、オートバイに乗って、表通りへ練りこんできました。いや、裏通りにも、サイレンが鳴っている。さあ、たいへんだ……」

私は、おどろいた。心臓がとまったかと思った。ぐずぐずはしていられない。

「おい、久慈、最後の始末をして、すぐ地下道へ逃げろ」

「はい。――おや、地下道もだめです。機銃と毒瓦斯弾をもった監察隊員が、テレビジョンの送像器の前を、うろうろしています。ああ、困った。仕方がない、あれを使います」

「あれを使うか。――いよいよ仕方がなくなったときにつかえ。できるなら、使うな」

「そっちは、大丈夫ですか。この調子では、そっちへも、監察隊が、重爆撃機にのって、急行するかもしれませんですよ」

「こっちのことは、心配するな」

「あッ、来ました。もうだめだ。どうか気をつけてくださいッ!」

久慈の、悲痛なる叫びごえは、そこではたと杜絶えた。通信機の前を彼が離れたのであった。

黄いろい煙――怖るべし超溶解弾