Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいうちゅうえんせいたい

大宇宙遠征隊

海野 十三

Lisez 大宇宙遠征隊 (だいうちゅうえんせいたい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 53 967 caractères · 109 écrans

Aozora Bunko

「やあ、三郎。月の世界って、殺風景だね。まるで墓場みたいじゃないか」

「それはそうさ。生物一ぴきいないところだからね」

「しかし、なにかめずらしいものがありそうなものだね。二人で、そのへんを、ぶらぶらしてみないか」

「ああ、いいよ。いまのうちに、ちょっと歩いてくるか」

「さあ、いこう。あそこに見えるすこし高い丘のうえまでいってみよう」

二人は歩きだした。すると、いやにぴょんぴょんと、三段とびをしているように歩けるのであった。

「どうもへんだね。地球の上の歩き心地と、ぜんぜんちがうね」

「これはおもしろいや。歩いているつもりだけれど、ふわりふわりと、とんでいるような感じだね」

二人は、おもしろがって歩いていった。

そのうちに、どうしたわけか、木曾少年がぴったりと足をとどめた。前かがみになって、下をみているのであった。

「どうした、クマちゃん」

三郎は、木曾少年のところへ引きかえした。すると木曾は、岩の上から、そこに落ちていた何かをひろいあげ、目を丸くしている。

「これはなんだろう。ねえ三郎」

木曾のさしだしたものを三郎が見ると、それは缶詰の空き缶のようなものであった。