Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠19

中里 介山

Lisez 大菩薩峠19 (だいぼさつとうげ) de 中里 介山 (なかざとかいざん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 319 771 caractères · 617 écrans

Aozora Bunko

「へ、へ、何でございますか、わざわざ、わっしに見せてえとおっしゃいますのは」

「それそれ、これだ、これだ、これを見ろ」

竜之助から指さされたので轟の源松が、この指さされた藪の中を見ますと、

「あっ!」

と言って、思わずたじたじとなりました。轟の源松とも言われる捕方の功の者がおどろいたのだから、尋常の見物ではありません。

四十九

すすき尾花の山科原のまんなかに、竹の柱を三本立てて、その上に人間の生首が一つ梟してあるのです。

と言ったところで今時、生首を見せられたからといって、単にそれだけで腰を抜かすようでは、源松の職はつとまらない。源松が驚いたのは、その梟し首が自分の首ではないかと思ったからです。宇治山田の米友も、生きながら梟しにかけられたことはあるが、あれは正式の公法によって処分されたものですから、見るほどの人が見ていい気持はしなかったけれども、その処刑というものは、形式が異法だと思うものはありませんでしたが、これは変則です。いかに重罪極悪非道の者といえども、こういう惨酷極まる梟され方というものはない。

まず、三本の竹の柱を、いとも無雑作に押立てて、その上に人間の生首一つ、その三本の竹の柱の下に、丸裸にした胴体の下腹と胴中を男帯で結えた上に、首だけは竹の上に置かれたように出ているが、実は、首と