Classiques japonais avec furigana
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ようかいがく
妖怪学
井上 円了
Lisez 妖怪学 (ようかいがく) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 59 416 caractères · 117 écrans
また、物を人に贈らんとするにも、二、三もしくは五、六をよしとすれども、四を忌む。これまた、四と死と音調の通ずるより起こりしことならん。また、婦人の厄年と称して人の大いに嫌うは、十九と三十三と四十九なり。これ、十九は「重苦」に通じ、四十九は「始終苦」もしくは「死重苦」に通ずるによるなるべし。三十三はいまだその理由を知らず。もとより、婦人はこれらの年齢に至るときは、経験上より、病気など多きことも知りたるなるべし。しかれども、これを十九、四十九などと限るは、けだし、これらの連合によること疑いなし。また世俗、願成就日と不成就日ということあり。すなわち、一月の不成就日は三日にして、二月は二日、三月は一日なり。なにゆえにかく定めたるゆえんは明らかならず。しかして、これより九日目をもって、その五月の不成就日となすなり。例えば、一月は三日より九日目の十一日、さらに九日目の十九日をもって不成就日と定め、その日には願いごと一切かなわずというがごとし。これ音調上、苦の連想を避くるがためなるべし。また、世に病人の死生を知るの法あり。その方法は、その人の病を発したるときの年齢と、これにその発したる月と日とを合算し、これになお一定の乗除法ありて、結局、九の数の残れるときは必ず死すべしとするなり。