Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

こどもとうまのはなし

子供と馬の話

小川 未明

Lisez 子供と馬の話 (こどもとうまのはなし) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 3 727 caractères · 8 écrans

Aozora Bunko

この、ものをいうことのできない、おとなしい、かわいそうな動物を、心ある人間は、憐れんでやらなければなりません。いじめられるからといっていじめてはなりません。

太郎と二郎とは、よく、朝起きるときから、夜寝るまでの間に、幾たびということなく、けんかをしたかしれません。それは、ほんとうにたがいに憎み合ったからではなく、かえって仲のいいためではありましたけれど、つねにいい争うのには、どちらか無理なところがありました。

お父さんは、どういったら、二人がおとなしくなるだろう。どんなお話をして聞かせたら、身にしみて聞くだろうと頭をなやましていられました。

あるときのこと、お父さんは、近所の人たちといっしょに、夜警をしていられました。なんといっても、まだみんなは、おちつくことができずにいました。そして、火事をどんなにおそれていたかしれません、夜警をしなければ、みんながおちついて、夜も眠ることができなかったからであります。

往来を見ていますと、日が暮れてからも、避難をする人の群れがつづいて通りました。五人連れになったもの、三人連れのもの、また、二人、四人というふうに、いずれも、ぞうりをはいたり、また、はだしになったりして、わずかばかりの荷物を負って、男も、女も、ふうなどはかまわずに、たいていはまったく逃げ出したままの着