Classiques japonais avec furigana
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がくもんのどくりつととうきょうせんもんがっこうのそうりつ
学問の独立と東京専門学校の創立
大隈 重信
Lisez 学問の独立と東京専門学校の創立 (がくもんのどくりつととうきょうせんもんがっこうのそうりつ) de 大隈 重信 (おおくましげのぶ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 6 595 caractères · 14 écrans
しかしながら今日は私は御役人外務大臣であるが、私は随分不人望な男で、また陰謀家と言われている。果してそう言う者が悪いのか、私が悪いのか分らぬ。近衛公爵の先刻の御話は甚だ当るらしく思うが、どちらがどうか諸君の公平なる無邪気なる判断に任しておく。どうかすると私は御役人を止めるかも知れぬ。止めるとまた大隈がという面倒が起るか知れぬ。それは私は一点そういう量見は無いということを多数の御方の前で自白しておく。これはどうも一番必要である。決して私は嘘は吐かぬ。諸先生の前で決して嘘は吐かぬ(大笑)。そういう訳だからこの学校は決して一人のものではない。国のものである。社会のものである。
ところがそれならばなぜ文部省がしないかというに、ここに文部大臣も御出でだが、文部省でそう何から何まで出来るものではない。それで時々国家も病気してどうかすると一方に走る。それで何でも私立で権力の下に支配されずして、そうして独立して意の向うところに赴くが必要、元来私立学校から大政治家、大国法家または大宗教家も起る。そこでこの私立はやはり必要である。
決してこれは大隈のものではない。しかしながら勿論私もこれまで幾らか学校のため力を尽したに違いない。