Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
うちゅうせんぺい
宇宙尖兵
海野 十三
Lisez 宇宙尖兵 (うちゅうせんぺい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 35 974 caractères · 72 écrans
「一体何者ですか、十二機は」
ワグナーが、憎々しげに、語尾に力をこめて艇長にきいた。
「本国へ調査を依頼したところ、返電が来て、そのうち三機はユダヤ秘密帝国に属するもの、それから二機はアメリカのもの、一機はソビエト、もう一機は残念ながら所属不明、もう五機はわがドイツ機なることが判明した」
「けしからん奴どもだ。なぜ、本艇はそいつらを撃墜してしまわなかったのです。今後の本艇の使命遂行上、彼らはきっと邪魔をするに決っていますよ」
「それは考慮した。しかしわれらの統領は成層圏を離れるまでは、如何なる場合といえども、攻撃に出でざるよう命ぜられた。わしは、その命令に忠実であった」
このとき僕は、大きな声で叫んだ。
「艇長。われらの統領と仰有ったんですが、それは誰です。本艇とどんな関係があるのですか。どうも僕だけが、本艇についてもこんどの冒険旅行についても、予備知識が一等貧弱なのです。どんどん教えてください。そうでないと折角のお役目が勤まらないから……」
艇長は、にっこり笑って肯いた。
「われらの統領の名前はいえない。仮りにZ提督ということにして置こう。この統領Z提督が、こんどの超冒険旅行の計画者であるわけだ。