Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
あんじゅうこん
安重根
谷 譲次
Lisez 安重根 (あんじゅうこん) de 谷 譲次 (たにじょうじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 49 548 caractères · 100 écrans
李剛 (低声に)人気者は気骨が折れると諦めるさ。
安重根 先生は冷淡です。僕がこんなに苦しんでいるのに、すこしも同情を持とうとしない。誰も僕のことなんかこれっぽっちも考えてはいないんです。なんでもいいから、一日も早く僕が伊藤を殺しさえすれば、それでみんな満足するんでしょう。だから、やれ決死の士だの、やれ、韓国独立の犠牲だのと、さんざん空虚な美名で僕を祭り上げて、寄って集って僕を押し出して、この手で伊藤を殺させようとしているんです。(独語)誰がその手に乗るもんか。
李剛 (不思議そうに)君は何を苦しんでいるのかね。
安重根 (仰向けに寝転ぶ)人間なんて滑稽なもんですねえ。以前は私なんかに洟も引っかけなかった連中まで、一度今度の計画が知れると、まるで手の平を返すように、どこへ行っても別扱いです。みんな十年の知己のように馴々しく手を差し伸べて来るか、さもなければ、まるで仏像でも見るような眼をします。それが私には、死者に対する冷い尊敬と、一種の憐愍の情のようにしか打って来ないんです――たまりません!
李剛 (平静に)はっはっは、君の言うことを聞いていると、まるで他人の命令で、今度のことを思いついたように聞えるが、すくなくとも僕だけは、はじめから反対だったのだからねえ。