Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

たいわ

対話

宮本 百合子

Lisez 対話 (たいわ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 8 561 caractères · 18 écrans

Aozora Bunko

呪いの鬼子、気違い力の私生児、入れ! 入れ!(ヴィンダーブラの袖を引張り)見てくれ、俺も老いまい? 粉のように飛んで、光のように、人間共にからみつく、あの――

ヴィンダー 仕事は分担だ。騒ぐな。

ところへ、カラ、駆けて来る。

カラ ああ、貴方がた。――その様子では、私の虫の知らせが当ったかしら。

ミーダ 愉快なことが起ろうとしている。大地の神が動き出すのだ、人間共の生意気な組立細工の滅びる時が目の前に来た。

カラ 何と云う嬉しさ!――薄穢ない獏奴の食いさしを拾って来たのじゃあなかろうね。私は、もう飢えと渇きで死にそうになっていました。

ヴィンダー 誰が知らせた?

カラ 誰も。(狡く)ただね、私が宮を出ようとすると、天の伝令が一人、影のようにすうっと饗宴の物かげに入りました。間もなく、又その影の影のように、慈悲の女神が、宮を出て消えました。ね? あの女神が左からゆけば、きっと右手に私の場所がある。

ミーダ さすがだ。――然し、此処で展望はきかなくなって来たぞ。

ヴィンダー ふむ。湧くな。雲奴もただ事でない宇宙のざわめきに落付かれぬか。

カラ さあ、段々私共の足許も隠されて来ました。