Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
やまだちもんどう
山だち問答
山本 周五郎
Lisez 山だち問答 (やまだちもんどう) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 16 163 caractères · 32 écrans
ような文字が書いてあった。
売申す身命の事
一騎当千のつわものども十五名一党、食禄千石にて身命を売りたし、但し頼みがたき主には当方より断わり申す事
天和三年吉日 伊吹山住人 赤松六郎左衛門
玄一郎がそれを読んでいるとき、その一党のほうへ馬上の侍が近寄っていった。槍奉行の佐田権太夫である、彼は右手に素槍をかいこみ、馬上からのしかかるような姿勢で、「このあぶれ者ども、退散せぬか」と絶叫した、「……素槍、鉄砲を持って城下に押入り、追手先を騒がせるとは重罪に当るぞ、おとなしく退散すれば見のがしてやる、さもなければ押包んで討ち捨てにするぞ」
「面白いやって貰おう」一党の中からずぬけて巨きな体躯の男が立ちあがった、彼は五尺もありそうな野太刀を背にかけ、手には筋金入りの六角棒を持っていた、「……戸田殿は徳川家の名門だ、その本城の追手先でひと合戦できれば、面目といえよう、遠慮は無用さあお掛りあれ」彼はそう喚き返すなり、片手をあげて仲間を呼びかけた。
「火繩をかけろ、ひと戦だ」
「おのれ申したな」権太夫はぐっと馬の手綱をひき絞った、「……さらばその首十五討ち取って曝し物にして呉れるぞ、咆えるな」