Classiques japonais avec furigana
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げんだん
幻談・観画談 他三篇
幸田 露伴
Lisez 幻談・観画談 他三篇 (げんだん) de 幸田 露伴 (こうだろはん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 80 544 caractères · 161 écrans
そういうちょっと異なものがあったから、古く保食神即ち稲荷なども勧請してあったかも知れぬ。ところが荼吉尼法は著聞集に、知定院殿が大権坊という奇験の僧によりて修したところ、夢中に狐の生尾を得たり、なんどとある通り、古くから行われていたし、稲荷と荼吉尼は狐によって混雑してしまっていた。文徳実録に見える席田郡の妖巫の、その霊転行して心をい、一種滋蔓して、民毒害を被る、というのも※(「口+敢」、第3水準1-15-19)心の二字が※(「咤-宀」、第3水準1-14-85)祇尼法の如く思えるところから考えると、なかなか古いもので、今昔物語に外術とあるものもやはり外法と同じく※(「咤-宀」、第3水準1-14-85)祇尼法らしいから、随分と索隠行怪の徒には輾転伝受されていたのだろうと思われる。伝説に依ると、水内郡荻原に、伊藤豊前守忠縄というものがあって、後堀河天皇の天福元年(四条天皇の元年で、北条泰時執権の時)にこの山へ上って穀食を絶ち、何の神か不明だがその神意を受けて祈願を凝らしたとある。穀食を絶っても食える土があったから辛防出来たろう。それから遂に大自在力を得て、凡そ二百年余も生きた後、応永七年足利義持の時に死したということだ。