Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Lisez 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 109 545 caractères · 216 écrans

Aozora Bunko

物で、長さは凡(およ)そ三間(さんげん)、幅は二尺五寸ぐらいあります。只今考えて見ますと、大阪の博物館にあります、古風の独木舟(まるきぶね)のようなもので、何(なん)の木か一向分りませぬ。舟といえば舟、人の二人も乗りますると、外(ほか)に何も置く処はございませぬ。さア何(ど)うか此の舟へ乗せて連れて往ってくれと申しますと、島人は何(なん)だか未(ま)だ文治を疑(うたぐ)って居ります様子、飛乗る途端に文治を陸(おか)へ突き放し、自分一人が飛乗りまして漕ぎ出そうと致します。併(しか)し海岸は遠浅で、岩角が沢山有りますから思うように舟が出ませぬ。是幸いに文治は突然(いきなり)海へ飛込み、カノーの小縁(こべり)に取付きました。その手を件(くだん)の島人が木刀を振上げて打とうと致しますから、文治は手早く其の手を取って押え、其の儘舟へ飛上りまして、

文「やい最前から是ほど申しても分らぬか、いかに言葉が碌々(ろく/\)通ぜずとも、あれ程手を合わして頼んだじゃないか、いよ/\肯(き)かずば打殺(うちころ)すぞ、さア何(ど)うだ、これでもか」

と手を捩上(ねじあ)げますると、