Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいとうおう

怪塔王

海野 十三

Lisez 怪塔王 (かいとうおう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 167 635 caractères · 337 écrans

Aozora Bunko

ははあ、すぐこの奥にとびこめるようになっているんだね」

さて、あいた扉の向こうには?

5

ぱっくりと開いた怪しの扉のうちは、なにがあるのか真暗でありました。

「一体、この中には、なにがあるのだろう」

塩田大尉と一彦とは、しばらく中をじっとみつめていましたが、なにしろ真暗で、なにも見えません。人のいるけはいでもと思って、耳をすましてじっと聞いていましたが、なんの音もしません。

「塩田大尉、とびこんでみましょうか」

一彦は元気にいいました。

「うん、ちょっと待ちたまえ。ためしてみるから。――」

塩田大尉は、ピストルを取出すと、室内の天井めがけて、ずどんと一発放ちました。

かあんという、固いものにぶつかる高い音が、銃声のあいだにきこえました。しかし、その銃声におどろいて、鼠一匹飛出してくる様子がありません。

「もう大丈夫だ。進め!」

塩田大尉は、まっさきに室内にとびこみました。つづいて一彦が。――

すると、ふしぎなことが起りました。二人が室内にとびこむと同時に、どういう仕掛があるのか、室内にはぱっと明かるく電灯がつきました。

「うむ、なにからなにまで、最新式に作ってある」