Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きょうりゅうとう

恐竜島

海野 十三

Lisez 恐竜島 (きょうりゅうとう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 98 662 caractères · 199 écrans

Aozora Bunko

「あいつらにも、救援の仕事をさせないと、不公平だ。おれが引立ててやろう」

「まあ、待ちたまえ、モレロ君」とマルタンがとめた。そして葉巻を一本出してモレロにあたえた。「ツルガ博士はあのままでいい。いっしょに連れていっても、かえってわれわれの足手まといになるだけだ。なんにしろ、恐竜群にたいして、われわれはすばやく行動しないと、とりかえしのつかないことになるからね」

「ふん。じゃあ、このたびは見のがしてやるか」

モレロは、にくにくしげにいった。よほど彼は、博士が、虫がすかぬらしい。

断崖をのぼり、それから林の中をはいって地下道を通り恐竜の洞窟へ入った。

洞窟のものすごい光景。海水に身体をひたしてうずくまる四頭の恐竜の姿。洞窟の中へさしこむ陽の光のまぶしさ。わわんわわんと反響する波の音。はじめてこの光景を見る四人の新来者たちは、みんな顔色をかえた。

「すごいところがあったもんだ」

「地球の上に、こんな別天地があろうとは、夢にも思わなかった」

「これは、地獄の入口かも知れない」

「恐竜の巣にとびこむなんて、契約になかったぞ」

四人が四人、それぞれに恐怖につつまれてしまった。