Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lisez 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 125 950 caractères · 249 écrans

Aozora Bunko

男「ちょっと/\旦那え」

と後に腰を掛けて居りました鯔背の男、木綿の小弁慶の単衣に広袖の半纏をはおって居る、年三十五六の色の浅黒い気の利いた男でございます。

武士「いやお前はナニとんと心付かぬで、何処にお居でかな」

男「この衝立の後に有合物で一杯やって居ります、へー、碌な物は有りませんが、此の家の婆さんは綺麗好で芋を煮ても牛蒡を煮ても中々加減が上手でげす、それに綺麗好だから喰い心がようございます」

武士「はゝあ貴公何だね、言葉の様子では江戸御出生の様子だね」

男「へい旦那も江戸児のようなお言葉遣いでげすね」

武士「久しく山国へ来て居て田舎者に成りました」

男「今の娘を美い女だと賞めておいでなすったが、あれは白島村の何です元は武士だと云いますが、何ういう訳か伯父が有ると云うので、姉弟で伯父の世話になって居ますが、弟は十六七でございますが、色の白い好い男で、女の様でございます、それで姉弟で遣ってるのだが彼の位のは沢山はありませんな」

武士「はゝあ、貴公は御存知かえ」

男「へい、私は白島村の廣藏親分の厄介で、傳次と申す元は魚屋でございますが、江戸を喰詰めてこんな処へ這入って、山の中を歩き廻り、極りが悪くって成らねえが、金が出来ませんじゃア、江戸へ帰る