Classiques japonais avec furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lisez 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 125 950 caractères · 249 écrans
何うだろうなんぞと云いますぜ」
永「こりゃ、その様な詰らぬ事を云うて」
七「それは女郎の癖が有りますから……浮気も無理は無いのです、もう酒は有りませんか」
永「今来るが、私はねえ酒を飲むと酒こなしを為なければいかぬから、腹こなしを為る、お前見ておいで」
と藁草履を穿いてじんじん端折をして庭へ下りましたが、和尚様のじんじん端折は、丸帯の間へ裾を上から挟んで、後鉢巻をして、本堂の裏の物置から薪割の柄の長いのを持って来て、ぽかん/\と薪を割り始めましたが、丁度十月の十五日小春凪で暖かい日でございます。
七「旦那妙なことをなさるね」
永「いや庄吉は怠けていかぬから私が折々割るのさ、酒を飲んだ時はこなれて宜いよ」
七「なるほど是れは宜うございましょう、跣足で土を踏むと養生だと云いますが、旦那が薪を割るのですか」
永「七兵衞さん薪炭を使わんか、檀家から持って来るが、炭は大分良い炭じゃア、来て見なんせ……此方に下駄が有るぞえ」
七「何処に下駄が」
永「それ其処に見なさい」
七「成程これは面白い妙な形で、旦那の姿が好いねえ、何うもあなた虚飾なしに、方丈様とか旦那様とか云われる