Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ぶんしのせいかつ
文士の生活
Lisez 文士の生活 (ぶんしのせいかつ) de Natsume Sōseki (夏目 漱石) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 3 660 caractères · 8 écrans
真の恥を書くのである。骨董も好きであるが所謂骨董いじりではない。第一金が許さぬ。自分の懐都合のいい物を集めるので、智識は悉無である。どこの産だとか、時価はどの位だとか、そんな事は一切知らぬ。然し自分の気に入らぬ物なら、何万円の高価な物でも御免を蒙る。
明窓浄机。これが私の趣味であろう。閑適を愛するのである。
小さくなって懐手して暮したい。明るいのが良い。暖かいのが良い。
性質は神経過敏の方である。物事に対して激しく感動するので困る。そうかと思うと、又神経遅鈍な処もある。意志が強くて押える力のある為めと云うのでは無かろう。全く神経の感じの鈍い処が何処かにあるらしい。
物事に対する愛憎は多い方である。手廻りの道具でも気に入ったの、嫌いなのが多いし、人でも言葉つき、態度、仕事の遣り口などで好きな人と嫌いな人がある。どんなのが好きで、どんなのが嫌いかと云う事は、何れ又記す機会があろうと思う。
朝は七時過ぎ起床。夜は十一時前後に寝るのが普通である。昼食後一時間位、転寝をする事があるが、これをすると頭の工合の大変よいように思う。出不精の方で余り出掛けぬが、時々散歩はする。