Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ぶんげいじひょう
文芸時評
宮本 百合子
Lisez 文芸時評 (ぶんげいじひょう) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 6 869 caractères · 14 écrans
ダヌンツィオが飛行機で飛びまわってヒロイズムを発揮したような時代からこのかた、今日の世界の動きとその間に生きる作家の気持とは、いか程多角的に、観察と沈着と現実に対する透徹した洞察力を求めるところへ進んで来ていることであろう。吉川氏でさえその場へ行って見ていれば祖界間のデリケートな関係を反映して、文章の表現にも誇張的な日頃の持味を制している。林房雄氏あたりが「いのち」というような紙面で、ソ連を相手に見立てて盛な身振りをしていることなど、氏が褒めて欲しいところが案外そうでもない気受けというようなことではなかろうか。
ロマンチシズムがある社会的時期に示す危険性というものが人々の注目をひくようになったのは一二年来のことであるが、時局が紛糾したとき、作家らしくない作家的面を露出するのがかえって日頃、いわゆる抒情的な作風で買われている作家であることは、意味深い一つの警告であると思う。たとえば岡本かの子氏、林芙美子氏のある種の文章がそうである。一人の作家が、秘密な使につかわれたことそのことは作家としての名誉ではないのである。装飾でもないのである。そういう面で役に立つならば、役に立てた人に対する徳義として沈黙しているべきことでもあろう。