Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
とき ところ ひと
時 処 人
岸田 国士
Lisez 時 処 人 (とき ところ ひと) de 岸田 国士 (きしだくにお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 4 739 caractères · 10 écrans
私は、君たちがどんなひとであるかを言いあてよう。
彼は哲学者であつたばかりでなく、一世を風靡した名コックであるが、この書物のなかにこんな一節がある。
――チーズのないデザートは片眼のない美女の如きものである。
するとわれわれは、東京でも大阪でも、ちやんと両眼をそなえた美人というものに出会つたことがないわけだ。
彼の料理法の一例に――
よく肥えた小禽をクチバシのところでつまんで少々塩にまぶし、砂嚢を抜き、上手に口の中に入れ、歯でおさえて、指のごく近くの所で噛み切り、そのまま勢よく噛むのである。すると、可なり豊富な汁が出て来て口中を一杯にする。そのうまさといつたら、とても風雅を解せぬ俗人どもには想像がつくまい。
もう一つ、最後にこんな一節があるのを紹介しよう。
一八一五年十一月の条約(註=ナポレオン失脚後、フランスが英、独、露、墺、スエーデンなどと結んだ第二パリ講和条約)はフランスに対して、連合国に七億七千万フランの償金を支払えという条件を押しつけた。その上、連合国個別の要求がこれに加わり、かつ、各国の君主および将軍たちが、てんでに勝手な理由をつけて補償金を出せと強請し、結局、国としての賠償総額は十五億を上廻つた。