Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

とけいやしきのひみつ

時計屋敷の秘密

海野 十三

Lisez 時計屋敷の秘密 (とけいやしきのひみつ) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 36 481 caractères · 74 écrans

Aozora Bunko

よかった。ちょっと手をかしてくれたまえ」

八木君は、みんなの手を借りて、振子からはなれることができた。

彼は、この時計がもうすこし動いていたら、この屋敷は大爆発したことだろうと、怪囚人から聞いたことを話した。四少年は、それを聞いておどろいた。そしてその怪囚人のところへ行ってみることになった。

ところが、どうしたわけか、さっき八木君が開いて通って来た扉が、彼が閉めもしないのに、ぴったり閉っていた。それを開こうとしたが、なかなかあかない。秘密錠になっている牡牛の彫刻があるかと探したが、そんなものはなかった。もちろん鍵穴もない。いろいろとやってみたが、扉はついにあかなかった。

「これはめんどうだ、時間がかかる、あとのことにしよう」

と、四本がいい出し、ほかの者もそれにさんせいしたので、あとまわしになった。そして五少年は、実験室をしらべる仕事をつづけることになって、そっちへ動き出した。

「あ、あの振子を、あのままにしておくのは、心配だ。振子が動きださないように、縄なんかでしばっておきたいが、縄はないかしらん」

縄はなかったが、細い紐が実験室にあったのを思いだした者があって、それをとって来た。