Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
すえっこ
末っ子
山本 周五郎
Lisez 末っ子 (すえっこ) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 27 564 caractères · 55 écrans
五がいちばん人間ができている、などと云っています、あたしはこんな暢気な性分ですし、あのひととは年も一つしか違いませんから、きょうだいじゅうではいちばん仲もよく、喧嘩もした代りには、いまでもここへはよく遊びに来ます、あたしより米良に会うためかもしれませんけれど、貯めたお金を預けているくらいですから、あたしのことも頼りにしているのだと思いますわ、ええ、いま養子のくちが一つあるんですよ、先方は小普請ですけれど、五百石ばかりの内福なうちで、娘さんも温和しそうな縹緻のいいひとなんです、どうして承知しないのか、あたしにはわかりません、先方ではぜひと云ってますし、米良もすすめているんですけれどね、なにか考えがあるんでしょうか、どうしてもうんと云いませんのよ」
叔父(玄蕃の弟で新庄へ婿にいっている)主殿は云う。
「私は平五についてはなにも云えません、小出の兄があのとおりですから、ええ、小出の兄はできた人物ですし、私などはこんな貧乏ぐらしで、平五にもいろいろあれしてはいますけれど、しかし私にはなにも云えないです、兄がよく知っているでしょう、小出の兄は人物ですからね、ええ、私にはなにも云えないですよ」