Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans

Aozora Bunko

役人がずーっと並んでいる所へ駈込んで、

亥「御免なせえ、今喧嘩をしたが、空手(からって)で打(ぶ)つ物がねえから此処にある鉄砲を貸しておくんねえ」

役人「何(なん)だ、手前狂人(きちがい)か」

亥「狂人(きちげえ)も何もねえ、貸しておくんねえ」

と云いながら突然(いきなり)鉄砲を提(ひっさ)げ飛ぶが如くに駈出しましたが、無鉄砲と云うのはこれから始まったのだそうでございます。文治郎はこれを見て驚きました。今迄随分乱暴人も見たが、見付の鉄砲を持出すとは怪(け)しからぬ奴だが、鉄砲に恐れて逃げる訳には往(ゆ)かず、拠(よんどこ)ろないから刀の柄前(つかまえ)へ手を掛け、亥太郎の下りて来るのを待って居りました。これが其の頃評判の見附前の大喧嘩でございますが、これより如何(いかゞ)相成りましょうか、次回(つぎ)に申し上げます。

七

偖(さて)前回に演(の)べました文治郎と亥太郎の見附前の大喧嘩は嘘らしい話ですが、神田川(かんだがわ)の近江屋(おうみや)と云う道具屋の家(うち)に見附前の喧嘩の詫証文(あやまりじょうもん)と、鉄拵(ごしら)えの脇差と、柿色の単物が預けてあります。