Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans

Aozora Bunko

浪「さア証拠のない事は云わないよ、其奴の手拭を引奪って来たから手拭のない奴を出しておくれ」

番「へい、誰方(どなた)ですか、そんな悪戯をして困りますなア、どうか皆さんの中(うち)で手拭のない方はお出なすって下さい」

男「おい番頭さん己(おれ)は手拭を持ってるよ」

番「宜(よろ)しゅうございます」

男「己のもあるよ/\」

番「宜しゅうございます」

と云って皆(みん)な出て仕舞ったが、中に一人九兵衞さんと云う人ばかりは出られませんから、窃(そっ)と柘榴口(ざくろぐち)を潜(くゞ)って逃げようと思うと、水船の脇で辷(すべ)って倒れました。

男「おい/\番頭さん見てやれ/\、長く湯に入(へえ)っていたものだから眼が眩(まわ)って顛倒(ひっくりかえ)ったのだろう」

番「誰方(どなた)様ですな」

と云いながら頭からザブリッと水を打掛(ぶっか)けましたから、

九「あゝ/\有難うございます、余り長く入って居りましたものですから湯気に上(あが)りました」

番「何(ど)う云う御様子でございます、大丈夫ですか」

九「お前さんは湯屋(ゆうや)の番頭さんなら内証(ないしょ)で手拭を持って来ておく