Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しまでをかたる

死までを語る

直木 三十五

Lisez 死までを語る (しまでをかたる) de 直木 三十五 (なおきさんじゅうご) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 42 739 caractères · 85 écrans

Aozora Bunko

と考えた。月額四円の節約、これは大きい。

(何うも、あんな先生のあんな講義で、四円五十銭もとるのは、高すぎる)

島村抱月先生は、何故か休講、坪内先生も二回聞いたきり、相馬御風氏が、文学を講じる外、片上先生、吉江先生も英語を教える時間の方が多い。

(英語なんぞ習いに来たんじゃあねえ、もっと、月々雑誌にかいてるような事を、聞きにきているんだ。それを聞かさないんなら、月謝納めないぞ)

いろいろと理由をつけてみたが、理由よりも、何よりも納める事が出来ぬ状態になってしまったから

(見つかって学生証見せろと云われりゃ、其時の事だ)

と、度胸をきめてしまった。

一二ヶ月は、びくびくしていたが、試験を受ける必要はないし――第一に、もとから、そう勤勉に講義に出てはいないのだから

(一学期分と、四円払っているんだから、それで負けておいていいだろう)

学校へは、友人と話しに行くだけで、ノートなどは

(ノートをとると、盗講になるから、とらないですよ)

というような理由をつけて、一冊もとらなかった。この私のクラスは、谷崎、広津、三上、宇野などの二年下で、里芋に拡声器をつけたような木村毅。