Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

うかぶひこうとう

浮かぶ飛行島

海野 十三

Lisez 浮かぶ飛行島 (うかぶひこうとう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 124 009 caractères · 249 écrans

Aozora Bunko

それはともかく、彼はまだ、英国艦隊が放った駆逐機六機が自分を追跡中であることは知らなかった。

英国艦隊は、すでに聴音機でもって柳下機の進む方向や高さをちゃんとしらべて、出動の駆逐機隊に知らせてあったのだ。

そのころ、わがホ型十三号潜水艦は、風雨はやや治りかけたが、まだ意地わるく荒れ狂う波浪にもまれながら、じっと海面に浮かんでいた。艦橋には四五人の人影がうごめいている。

「まだ柳下機の消息はないか」

と、頤紐をしっかりかけた水原艦長が、心配そうに先任将校をふりかえった。

「はあ、まだ本艦の聴音機には感じないようです」

「うむ、そうか」

あとは誰も黙って、何も見えない夜空をにらむばかりであった。

それから五分ばかりたって、艦橋当直の入野一等兵曹の声、

「副長。只今聴音機に飛行機の爆音が入りました」

「なに、入ったか」副長は水原少佐の方を向いて、

「艦長、聴音機が爆音をつかまえました」

「そうか。それはよかった。結果はどんな工合か」

と、艦長は聴音手の傍へ歩をうつす。

すると聴音手は、なぜか息をふうふう切っては、丙号聴音機をやけにぐるぐる廻しているのであった。

「おい間。