Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

うんのじゅうざはいせんにっき

海野十三敗戦日記

海野 十三

Lisez 海野十三敗戦日記 (うんのじゅうざはいせんにっき) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 83 094 caractères · 167 écrans

Aozora Bunko

九月十日

◯朝顔を見るのがたのしみ。きょうはくれないとるりとの二つ。

◯長野新聞の上田氏の雑誌に科学小説「青い心霊」を書くことになり、かきはじめた。二百枚の予定にて、今日は五十回を第一回として提出のつもり。

◯一星社出版用として「名立の鬼」の一冊を整理する。一星社の若主人は五年間出征していた青年にて、私の愛読者の由。お父さんが児童もの出版をやって居られるが、今度は復員して息子さんは大人ものをやる事になり、角田君と私のところへ来られた由。面識もないわけだが、私は何かこしらえないでは、すまない気がして、あえて引うけた次第である。

◯昌彦の夜の咳、とまらず。

◯中川夫人と芳子ちゃん、広島より帰宅。

九月十一日

◯けさの朝顔は、ことし植えた中で一番うつくしい空色と白とのしぼりが咲いた。これで二輪目である。

◯徳川さんの「自伝」をたのしく三十分ばかり読み、あと大事に次の日へとっておく。

◯時代社の中村さんが来宅、第一回の「鬼火族」の稿料を届けて下さる。創刊号はまた一月おくれて十一月からとなった由。

◯四日市場の加瀬氏来る。沖縄第百号を一貫匁ばかりお土産に持って来てくれる。