Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

Lisez 渡良瀬川 (わたらせがわ) de 大鹿 卓 (おおしかたく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 280 528 caractères · 557 écrans

Aozora Bunko

もうこんな無学無能の田舎おやじに用はない。議会は新しい識見をもった若い人々の運用に俟たねばならない。それで私はわが栃木県第三区からは島田三郎君のような人物に出て貰いたい、そう思って意中にあの人を描いたくらいです。島田という人は政治上の働にすこしも暗い影がない、ちゃんと胸に道念があって、それによって身を処している人だからでございます」

正造を推すために熱弁をふるった人々はもとより、運動の関係者はいずれも、正造が変なことをいいだして、火に水を差す結果になりはせぬかと怪しんだ。だが、演壇の声は滔々と流れた。

「ところが残念なことに、島田君は縁故のふかい神奈川県第一区から立候補することになった。それで私は次に意中に描いていた野村本之助君に交渉した。この人については御存じの方も多いでしょう。やはり島田君と同じく、嚶鳴社といって沼間守一という人の社中の一人、明治十五年に私がこの人ならと島田君と同じく惚れこんで、栃木新聞の社長兼主筆として無理やりにきてもらった人です。その時が僅か二十三の弱冠でしたが、まことに謹直でゆかしいところのある人柄でした。当時野村君は一年ばかり私と辛酸をともにされたのですが、新聞社でも私の前では皆があぐらをかいて話をしていたものが、野村君が出社するとキチンと襟を正すという工合で、野村君と私とでは