Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
げんぞうがはら
源蔵ヶ原
山本 周五郎
Lisez 源蔵ヶ原 (げんぞうがはら) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 13 843 caractères · 28 écrans
と又次郎が鼻の詰ったような声で云った、「こんなひでえ話ってあるもんじゃねえ、おれたちのなかまにこんな人間がいたなんて、おれにゃがまんがならねえぜ、みんな」
「にせがねは初めっからにせがねよ」のろはそう云って唾を吐いた、「おらあ市あにいに云われたから、へえへえって、こっちから忠太の思う壺にはまってやってたが、本所で話を聞いたときゃあ、はらわたがずたずたになるような気持だったぜ」
又次郎が市三に云った、「この野郎、どうしよう」
「約定どおりよ」と市三。
「待ってくれ」と泰二がしゃがれた声で、顔をあげながら云った、「今夜はこのまま、おれを独りにしてくれ、忠太のこともおちついてからにしよう」
「約定は約定だ」と市三が云った、「子供っぽいかもしれねえがけじめはけじめだ」
「宗ちゃん、頼む」と泰二が云った、「おれを独りにしてくれ、忠太のことも、なにもかもあとの話だ、今夜はこのまま、頼むからおれを独りにしてくれ」
「泰二」と市三が云った、「おめえそんなちょろっかなこって、おれたちが集まったと思うのか」
「忠太は死ぬほどお光が好きだったと云った」と泰二が云った、「てごめにした