Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lisez 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 374 755 caractères · 745 écrans

Aozora Bunko

そして、本当の勉強をユリなどにもしろということをきびしく仰云る、その意味も実にわかります。もし私に私という或人物があって(誰しもあるのだから、よかれあしかれ)それがどう育つかということ、どう育つ力をもっているかということが現実に示されるには、するだけの勉強して行かなければ、仕事もどこまで出来る可能をひそめているか、つまりは分らないようなものです。いろいろと深い感想に充たされます。実に年々にいろいろの夏を経験いたします。体に注意して日々に勤勉であろうと改めて思います。又申しますが、盲腸切って何とよかったでしょうね。この頃の大汗、きゅうくつきわまる長時間、それでも夜早くねむると、翌日は大体大丈夫です。先週はひどく気をもんでずっと毎日そちら、日比谷、そちら、とやっていたので、幾分こたえて足が苦しくなったりしましたが、それでも先の苦しさなどとは比較にならず。咲枝はもうどうせ防空演習になってしまいましたから、あせらずに自然の陣痛のはじまるのを待つということになりました。九日が予定日でしたから、今日でもう十日のびたわけです。一昨日あたり大分妙のようでしたが、平穏にすぎてしまいました。