Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lisez 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 230 599 caractères · 458 écrans

Aozora Bunko

それが有ると無いということで、何だかごく近い友達たちとの生活感情との間にさえ近頃は何か変化を生じて来ているようでさえあるという事実を、私は決して軽く見てはいないと思います。この後二三年も経ったら、どういうひらきを生じるのだろうと思うことさえあるわ。

主観的肯定に陥る危険について自分で深く考える理由の一つとしては、逆にそういうことから、狭い自己肯定になってはならない――文学上のこととしてはリアリティーが弱まってはいけない、と思いもするわけです。

私には云ってみれば、慈悲の鬼がついているのだから、なかなかのびが戻らぬという有様でもいられないわけです。ここにあげられている四つの条項は、これは常に変らない自省の土台となるべき点であることはよくわかります。温泉や旅行は云々と老後が結びつけられていること、何か頬笑まれました。だって、私は老後というものをそういう条件であらわれ得る歴史の性質でないとばかり思っていたから。何だか珍しい珍しい気がして面白かったの。自分たちを、じいさんばあさん(鴎外の小説の主人公たち)のようにして考えると。でも、やっぱり本気にされないわ、おはなしのようです。