Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lisez 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 215 557 caractères · 426 écrans
本当に巣とはよく云ったものですね、ツルゲーネフは貴族にだけつけて小説の題としたが。あれこれお喋りいたしましたね。でも、云わねば腹ふくるる、のよ。犬っころにしたって、時には一つの前肢を手のなかにとって貰いたがるでしょう? マアあれね。
六月十二日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕
六月十一日 おとといときのうはかなりの気温でしたが、きょうは七十八度ほど。七十度代だとこの位なのね、大分楽です。
八日づけのお手紙ありがとう。ぐみ頭の訴えをしたので、やっぱり御心配をかけすみませんでした。でもこの手紙とゆきちがいに又の二通がついているでしょうから、そういうちいさい苦情は大したことなく、むしろ疲労しているにしろ体はよくなって抵抗力が出来、リアクションが生じるところまで来ているのだそうですから、御安心下さい。月、木の次の日は、よく用心して休むし、この頃は歩くのもかなりしっかりになって来ましたし、字だっていく分抑揚がついて来たでしょう?
用事は、今のテンポなら七月初旬までには一片つきそうですし、さもなければどうしても休暇をとります。七月十日以後は出かけることはとりやめにして、もし出来たら田舎の温泉へ行きます。