Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

はつめいこぞう

発明小僧

海野 十三

Lisez 発明小僧 (はつめいこぞう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 9 684 caractères · 20 écrans

Aozora Bunko

君、間違えちゃいけませんよ。私には正しく二本の手がありますよ。」

小僧「三本の手があっても、忙しくて足らん……とよく申しますネ。つまりこの義手は二本の手があっても、なおかつ忙しい人に取付けるのです。試みに一本つけてごらんなさい。」

秘書「こりゃ駭いた。」

小僧「それで左の手で、電話の受話器を持ち、右の手に握った鉛筆で、向うの云う用件を紙の上に書き……それから補手でもって、薄くなった頭の頂上をゴシゴシと掻いてごらんなさい。」

秘書「こりゃ奇妙だ。……四五本、置いていってくれ給え。」

目醒し腕時計

社員「なアんだ。腕時計じゃないか。しかも型が大きくてアンチ・モダンだ。……君は普段モダン日本を読んでないんだろ。」

小僧「どうも有難うござい。……この型の大きいのは、目醒しになっとるのでございまして……。」

社員「目醒しなんか意味無い。」

小僧「……ことは無くて大有りです。あンさんは、昼間の五分の居睡りは、瀕死の病人を蘇らせるということを御存知ですか。」

社員「ウソをつけ!」

小僧「イエ本当でございますよ。内輪に見積りましても、俄然元気を恢復して、居睡りのあと、仕事が捗りますデス。