Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ひゃくあしちがい
百足ちがい
山本 周五郎
Lisez 百足ちがい (ひゃくあしちがい) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 28 491 caractères · 56 écrans
そこで残りの四人に対してはいちおう事前探査をやった。彼はこのことは我ながら賢明であると思った、というのは乙原丙午であるが、御厩奉行の二男である丙午は、暴食のあまり胃が裂けて、半年ばかり病んで死んだという。また大村田伝内は賭け事のために公金を費消し、足軽におとされて、酔って旧同僚を訊ねては、
――おい賭けよう、明日は雨か天気か。
などと云い、賭を拒絶されると泣いて貧窮を訴える。おいおいと泣いて、そうして妻が急病だとか、子供が飢えているとか、いろいろでまかせなことを述べたうえ、必ずなにがしかせしめて帰る、ということであった。
「――これもかなり危ない、この二人も抹殺としよう」
又四郎は丙午と伝内の名を手帖から消した。
第四に苅賀由平二である、これは人を教誨するだけあって、いまだに健在であり、鉄炮足軽の組頭から支配にぬかれていた。また第五の唐川運蔵はたいそう出世をし、八百石の普請奉行で、美人と評判の高い妻を迎え、内福で平和な生活を楽しんでいる。
「――これなら用心することはあるまい」
そして又四郎は苅賀を訪問した。
苅賀の家は組屋敷の中にあり、支配役のことで、厩や長屋や三棟の土蔵などを擁して、なかなか堂々たる構えであった。