Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しんぼうとおしょうさま

真坊と和尚さま

小川 未明

Lisez 真坊と和尚さま (しんぼうとおしょうさま) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 2 028 caractères · 5 écrans

Aozora Bunko

そして、上を見て石を投げました。石は、太い柱に当たって、足もとへはね返って落ちたので、あわてて逃げてきました。

「こんど、誠くんだ!」

やはり、石は、うまく当たりませんでした。最後にいちばん臆病な常ちゃんでした。もとより、うまく当たりっこがありません。

「さあ、みんなが、いっしょに投げるのだよ。」と、真坊は、いって、

「一、二、三っ。」と、号令をかけました。

石は、散弾のように、はちの巣を目あてに飛んでいって、ばらばらと当たりに当たって、大きな音がしました。

すると、同時に、

「だれだ!」と、大きなどなり声がして、庫裏の方から、和尚さまが飛び出してくるけはいがしました。

みんなは、大急ぎで、首をすくめて逃げてきました。

「明日、ラジオ体操にゆくと、和尚さまにしかられるかもしれない。」と、常ちゃんがいいました。村では、毎朝みんなが寺の境内に集まって、ラジオ体操をすることになっていました。

「わかりはしないや。」と、英ちゃんが、いいました。

「しかられたって、こわくないね。真ちゃん。」と、誠くんが、真坊の考えをききました。真坊は、にやり、にやりと、だまって笑っていました。