Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
まひるのおばけ
真昼のお化け
小川 未明
Lisez 真昼のお化け (まひるのおばけ) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 7 904 caractères · 16 écrans
のぞくと、むずむずと重なり合ったり、ぶつぶつとあわを吹いています。他の一つのバケツには、それこそ奇妙なものが入っていました。真っ黒い色をして、かぶとむしくらいで、頭が大きく、尾の短い、魚に似て魚でないものでした。この奇妙なものは、バケツの中で、たがいに押しくらまんじゅうをして、バケツのまわりに頭をつけています。
「おじいさん、こんな大きなおたまがあるものかね?」と、職人ふうの男がきいていました。
「こいつのすんでいる池は、そうたくさんはありません。これは遠方から送られてきたんですよ。夜になると鳴きます。」
「どういって?」
「ボーオ、ボーオといって、鳴きます。」と、おじいさんが答えました。
「鳴くって、ボーオ、ボーオと、こいつがかい?」
今度は、鳥打帽をかぶった小僧さんが、きいて、たまげていました。
「まるで、自動車の笛みたいだな。」と、職人ふうの男は、笑いました。
「なに、薬品でも飲まして、おたまを大きくしたんだろう。」と、小僧さんが、おじいさんのいったことを真に受けなかったようです。
小さな女の子は、大人たちの間から、おかっぱ頭を出して、バケツを見ながら、