Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
まひるのおばけ
真昼のお化け
小川 未明
Lisez 真昼のお化け (まひるのおばけ) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 7 904 caractères · 16 écrans
「どうして、こんなところに、えびがあったんだろうな。」
考えれば、考えるほど、不思議でなりませんでした。それから、このえびをどうしたらいいかということにも迷ったのでした。家へ帰って、すぐ水に入れてみよう、そして、生きたら飼っておこう、もし生き返らなかったら、そうだ、標本にしようか?
だが、もっと気にかかるのは、悪い病気のはやる時分に、こんなものを拾って帰ると、きっとお父さんもお母さんも、やかましくいって、しかることでした。だから、家の人たちの目につかないところに置かなければならない。
光一は、頭に、いろんなことを考えながら、原っぱの真ん中に、立ち止まって、えびを鼻先へぶらさげて匂いをかいでみました。まだ、海を泳いでいた時分の、磯の香が残っていました。
「きっと、生き返るかもしれない。」
彼は、かばんから、半紙を出して、えびを包みました。そして、急ぎました。家へ着くと、洗面器に塩水を造って、入れてみたのです。けれど、やはり、えびは動きませんでした。彼は、ともかく、この、えびを勇ちゃんに見せようと思って、また紙に包んで、生け垣の間へ隠しました。
「茶だなの上に、おやつがありますよ。